教育方針

昭和39年、本園は「財団法人住吉学園」により、地域の子どもたちの幼稚園として設立されました。

豊かな緑に囲まれ、一面に芝生が広がる園庭に目をやると、四季折々の自然にふれながら、年長・年中・年少の垣根を越えて元気な表情を見せる子どもたちの、のびやかな姿が飛び込んできます。

年齢に応じて園外保育に出かけ、夏には水遊びや泥あそび、プール遊びなどを通して心身をたくましく育みます。

体力面だけでなく、自由活動を通して、考える力、物事にじっくりと向き合う力を養っています。

本園では、畑で子どもたちと野菜づくりを体験して、育てる手間と収穫の喜びを実感しながら、探求心や観察力の芽を育みます。

自由活動

自由活動を中心に、こどもたちの個性を大切にしています。

健全なる発達

心身の健全なる発達を第一とし、集団生活の中での大切な
思いやりや感謝する気持ちを持った心の豊かさを養い伸ばしていきます。

譲り合う心

集団生活の中でそれぞれの個性を発揮し友だちとの関わりの中からお互い協力し譲り合う心を養い育てていきます。

こんな時代だからこそ、アナログ志向で!

 近年、様々なものがデジタル化し便利な社会となっています。
しかし「大人にとって便利な世の中」は、子ども達から様々な経験を奪っています。(例:水道の蛇口、水筒のデザインなど)

こうした中で生まれ育った子どもは、冷暖房完備の快適な部屋で過ごすことが当たり前となり、
体温調節が苦手、暑さ寒さに極端に弱い子どもも多い統計が出ています。
外遊びの時間・遊び場所(空間)・遊び仲間の減少が、子ども達の運動不足、体力低下につながっているとも言われています。

「けがの増加や体力の低下を改善するにはどうすればいいか?」
 ・子どもの様々な経験を増やす
 ・集団遊びを通して心身の発達を伸ばす

という目標を立てて日々保育をしています。

運動活動の取り組みについて(安田式遊具を基に)

子どもの性格や個性を一番よく理解している担任が、運動面の指導を行います。

 ・やる気が出る瞬間、挑戦したい時にすぐに補助できる。
 ・達成した喜びをその場で共感できる。
 ・運動活動は、日々の積み重ねが大事。毎日の保育で少しずつ取り組むことができる。

学年に応じた目標をたてています

年少組・・・・・運動が大好きだと思える気持ちを育む。
           みんなで楽しく。体を動かすことの楽しさを味わう。

年中組・・・・・出来ないことが出来るようになりたいと思える前向きな気持ちを育む。
         まずは恐さを感じない活動を通してやる気を高めます。
         「できるようになりたい!」「できそう!」「やってみたい!」の気持ちを大切にしています。

年長組・・・・・仲間意識から皆で伝え合い、皆で出来るようになりたいと思う気持ちを育む。
         ルールのある遊びをたくさん取り入れています。 
         ルールを守る大切さを認識し、自分で考え、判断し、行動する力も身につけることができます。
         「がんばれ!」と励ますのではなく、頑張っていることを認めることが大切です。